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小児の症状

熱がある

多くの場合は感染症です。診察所見やウイルスや菌の検査をして治療を選択します。熱があっても元気な場合は、発熱の次の日に受診をしてください。熱が出てしんどい場合やまだ生後3か月未満のあかちゃんは当日でも受診、元気でも3日以上つづいている場合は受診してください。

咳・鼻水がでる

軽い咳や鼻水で元気な場合の受診は不要です。呼吸が苦しい、夜も眠れない、何週間もつづく場合は検査や治療が必要なので受診してください。多くの場合は感染症ですが、喘息や花粉症などのアレルギーの場合もあります。

からだが痛い

あたま、のど、むね、こし、ひじ、手足、関節、おちんちんなど色々ところを痛がることがあります。痛みは主観的で病気でないこともありますが、時には大きな病気や急いで診断や治療をした方がいい病気もあるので、どこかを痛がっている場合はまずは受診するようにしましょう。

お腹の調子が悪い

嘔吐、下痢、便秘など、色々なお腹の症状がでます。いずれも1日で終わる場合の受診は不要です。嘔吐が2日以上続く場合は脱水症になりますし、下痢や便秘は生活に支障をきたすし何らかの対応が必要なので受診してください。

皮膚の症状がある

乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、とびひ、じんましん、水いぼ、虫刺されなど、いろいろな病気があります。皮膚科を受診すべきか迷う場合もあるかとは思いますが、受診していただければ判断しますのでとりあえず小児科を受診してください。

けいれんした

おとなからするとびっくりしますが、けいれんは脳が未熟なこどもにはありふれた症状です。問題ないものから詳しい検査や治療が必要なものまで様々です。5分以上続くもの、何回も繰り返すもの、けいれんが止まっても意識が戻りにくいもの、熱がないときのけいれんは受診が必要です。

けがをした

こどもは活発にうごくのでけがをすることが少なくありません。小児科で大きなけがを治療することはできませんが、動物に噛まれたというもの、小さなものであれば応急処置や抗生物質での治療ができます。

成長や発達が気になる

病気とはいえないまでも、しっかりと体がおおきくなる、できることが増える、お友達となかよくできる、授業中にじっとするという体のつくりや内面に関することはこどもにとって問題になります。早期の対応がよい結果を生むといわれているので相談ください。

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